第36番札所 独鈷山 伊舎那院 青龍寺(とっこうざん いしゃないん しょうりゅうじ)
宗 派: 真言宗豊山派
本 尊: 波切不動明王
開 基: 弘法大師
創 建: 弘仁6年(815)
真 言: のうまくさんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん
住 所: 〒781-1165 高知県土佐市宇佐町竜163
電 話: 088-856-3010
駐車場: 普通20台・無料、近くに約30台収容の有料駐車場がある
遣唐使として長安の青龍寺で恵果和尚より真言密教の奥義を学んだ弘法大師が帰国の際、「霊地にとどまりたまえ」と念じて独鈷杵を東に向かって投げました。帰国後弘法大師は、その独鈷杵が現在の奥の院(独鈷山不動堂)の山中の松の木にあるのを見つけ、嵯峨天皇に奏上、唐の青龍寺と同じ名の寺院を建立したといいます。本尊の波切不動明王は、弘法大師の入唐時に嵐に遭った際に不動明王が現れて救ったといわれ、弘法大師がその姿を刻んだとされています。
愛染明王坐像:国の重要文化財に指定されており、本堂向って右脇陣に安置されています。
奥の院:境内から南約600m、横波半島突端にあります。石造の不動明王像が祀られています。