第29番札所 摩尼山 宝蔵院 国分寺(まにざん ほうぞういん こくぶんじ)
宗 派: 真言宗智山派
本 尊: 千手観世音菩薩
開 基: 行基菩薩
創 建: 天平13年(741)
真 言: おん ばざらたらま きりく
住 所: 〒783-0053 高知県南国市国分546
電 話: 088-862-0055
駐車場: 普通45台(一部午後6時まで)、大型7台、無料
聖武天皇が発した「国分寺建立の詔」により全国に建立された国分寺の一つ。行基が千手観世音菩薩を刻み本尊として安置し開創したとされます。その後弘法大師が毘沙門天を刻んで奥の院に安置し、その際本堂で真言八祖に相承される厄除けの「星供の秘法」を修められて以来、土佐国分寺は「星供の根本道場」となっています。
本堂は、柿葺き、寄棟造りで外観は天平様式を伝え、内部の海老紅梁は土佐最古といわれ、国の重要文化財に指定されています。境内全域が国指定史蹟となっており、杉苔が美しく土佐の苔寺ともいわれています。